実習1・2号(計3年)修了時、以前は同期グループを大阪に集めて帰国式・送別会を行い一泊、翌朝関西空港から帰国する流れでしたが、現在はそうではありませんし、そのようなかたちにはおそらく戻らないでしょう。
変化した時期はコロナとも重なりますがそれが主因ではなく、2017年から実習3号(4~5年目)が運用開始され徐々に浸透、2019年からは特定技能も運用開始されたことで、日本での進路の選択肢も複数に、帰国日程は各個調整のご要望も増え、3年満了帰国式などを組合で一斉には行い難くなりました。
そこで、実習修了証の授与などは可能な限り、各会社様において機会をいただいています。写真は5年(実習3号)修了式を全社的に行われた様子です。式典の形はとらずに行われたり、やり方はさまざまあることと存じます。いずれにしましても、濃密な数年間を共有し一区切りを全うした実習生、会社の方々の感慨深い光景には、私たちもぐっと来るものがございます。
かつて組合で送別会をしていた際のメインイベントは、入国時に書いた「3年後の自分への手紙」を各自封切って読み上げてもらうことでした。書いたことを実現できたできなかったとか、日本語が下手になって3年前の自筆の漢字を読めないこともしばしば、まぁ盛り上がったものでした。
実習1号入国後講習時にその手紙を書くことは基本的にまだ継続していますので(何らかの事情で実施できていない場合もございますがあしからず)、3年後に読み上げる企画、各社様におかれましてもよろしければぜひどうぞ。