という体験が私(小寺)には2度あった。それ以前の基本概念は、ゴロっとしたじゃがいもや人参や何らかの肉やらが入っている、そしてご飯にルウをかける、いわゆるカレーライスだ。
概念が変わった1度目は、ニューヨークでふと踏み入れたインド料理店にて、ナンとの遭遇である。米ではない、パンとも違う。ふっくらしてアツアツ、ルウを付けても付けなくてもうまい、コレがナンなんだ!
2度目はスリランカにて、これは京のおばんざい屋ではないのか(写真2枚)。お好きに取っておくれやす方式であった。もはや液状のルウはない。ぶ厚いバナナの葉の中央に米を、周りに複数の惣菜を盛り付け、手でまぜながら食べる、うまい。革命と言っていい。一般に皿とスプーンで食べる場合(白い皿の写真)も同じくバイキング方式だ。惣菜は限りなく多彩、ことごとくうまい、そこにあるものは網羅せずにはいられない。
本場のスリランカカレーは日本でも味わえる。青い皿に盛り付けてある写真は、某セイロンカリー東大阪店にて。ちなみに鶏もも焼も魚フライもサラダのドレッシングまでも、うまい。
そして店に限らず、スリランカ生の手料理も毎度うまい。下の写真は入国後1か月講習の修了式にて。味付けはスパイシー、かつ彼ら自身のように、やさしい。盛付けも取分け方も、ジェントルである。建設現場に出てゆく彼らは、機械運転もきっとそのようであろう。
スリランカ人お手製カレー、みんなちがってみんなうまい説☺