私(たち)の偏見:国民性について EXPOから
万博ヤード。吾輩は人間である。偏見しかない。ドイツ人の知り合いはおらず、ドイツへ行ったことも無いが、「ドイツ人って生真面目なんでしょ(日本人みたいに)」という偏見だけを持ってドイツ館ステージへ、吹奏楽ライブを観に行った。[…..]
万博ヤード。吾輩は人間である。偏見しかない。ドイツ人の知り合いはおらず、ドイツへ行ったことも無いが、「ドイツ人って生真面目なんでしょ(日本人みたいに)」という偏見だけを持ってドイツ館ステージへ、吹奏楽ライブを観に行った。[…..]
大阪でのベトナムフェスティバルは2023年の初開催から今年でまだ3回目。東京では日越外交35周年の2008年から開催されており、国家間の記念行事として始まった一方、大阪では在阪コミュニティ主導、地域振興交流の趣がより強い[…..]
万博ヤード。各国ブース集合型のコモンズという館がいくつかある。予約なしで次々覗ける気軽さもあって、案外ハマる。小さいブースでも概ねお国の方がいて、日本人スタッフがサポートしている。日本人スタッフは、それぞれの国について主[…..]
メニューに「ストロング」があれば迷わずそれを選ぶ、濃い苦い珈琲が好きな渋いオレ・・・というのはン十年間凝り固まった思い込みであった、と気づかせてくれたのは最近見つけた珈琲屋さんである。そのおみせはカフェでも喫茶店でもなく[…..]
強い向かい風に吹かれて鼻をかすめるのは、木の香りだと思う。世界最大級の木造建築となる大阪万博のシンボル、大屋根(リング)が遠目にある。 万博会場の最寄り駅「夢洲」が先日開業した。大阪メトロ中央線、つい最近ま[…..]
サラダボウル、という表現に私が出会ったのは学生時代、そうだ ニューヨーク、行こう と思い立って行く前に読んだ1冊、司馬遼太郎『アメリカ素描』においてであった。が、司馬さんによる記述ではない。巻末の解説内でこんな言及がある[…..]
課外授業の中で、印象的だった講師の言葉を一つ。 『ほんのちょっと、日本語が楽しいなあ、と 背中を押してあげられたら、大成功』 講習期間は「まず日本語の勉強!」という私の固い頭を いい意味で全否定してくれました。うま[…..]
技能実習、特定技能ほかさまざまなかたちで来日する人たちと接する場に身を置いていると、日本人諸氏から、外国人をサポートしたい という声を聞くことも少なくない。親切心からおっしゃっているのはわかる一方で、違うな[…..]
カレーの概念が変わる、という体験が私(小寺)には2度あった。それ以前の基本概念は、ゴロっとしたじゃがいもや人参や何らかの肉やらが入っている、そしてご飯にルウをかける、いわゆるカレーライスだ。 概念が変わった1度目は、ニュ[…..]
コレを知らずに初めて口にしたとき、思った通りの味・食感だと言い切れる人間がかつて存在しただろうか。現代日本人では皆無に違いない。キルギス人実習生(20代女性)たちが国から持ってきてくれた「お菓子」、クルトという。キルギス[…..]