カンボジア

穏やかで寛容、目上を敬い調和を重んじる

カンボジアお国柄比較 カンボジア2

私たちが見た・聞いた・感じた【実習生の傾向、国民性など】

気質はのんびり温和で、目上の人を敬い、家族や仲間と過ごす時間を大切にする人が多い。所得格差の振れ幅はきわめて大きい。身なりや持ち物で相手を値踏みし、それが仕事や実生活に及ぼす影響も少なからず。ただ、格差が、ハングリー精神として表出するような国民気質・社会環境では今は(まだ?)ないように見える。また、一般に穏やかな時間・環境の中で過ごしてきたため、(特に人前で)叱られる、注意されるといったことを嫌がる傾向が強いらしい。実習生候補者の最終学歴は、家庭の経済事情等により中学卒業または中退が目立つ。国語力や計算能力もその就学レベルに満たないことが多い。

きんきょうでの受入れは2019年10月から。

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【概況、習慣など】

人口1701万人。進出日系企業数250社、在留邦人3215人。(上座部)仏教96.9%、イスラム教1.9%、キリスト教0.4%など。《2025年2月 ジェトロ ホームページ参照》

国民の多くが仏教徒だが、クメール朝時代のヒンドゥー寺院が数多く、世界遺産のアンコールワットは特に有名。プノンペンなどでは市中にUSドルが流通しており、トゥクトゥク等での移動や市場での買い物等でもUSドルを持っていれば不自由なく、現地通貨はおつりを小銭として使いまわせば十分である。125cc以下のバイク運転は免許不要ということもあり、中高生や、小学生以下であろう「子供」もバイクをあたかも自転車のごとく運転している姿を目にすることもしばしば。