のんびり楽観的、調和と人情を大切にする
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私たちが見た・聞いた・感じた【実習生の傾向、国民性など】
「ボーペンニャン」(大丈夫、問題ない)という楽観的な態度の、「サバイサバイ」な(気楽でのんびりした)人が親しまれる。自然のリズムに合わせた生活、家族や友人との時間を大切にする価値観。仕事においても、効率より人間関係や調和を重んじる傾向がある。
地理・言語・文化的に近いタイのテレビ番組や映画、ファッションや音楽トレンドが若者に与える影響は大きい。韓国ドラマやK-POPの人気も高まっている。
きんきょうでの受入れは2025年5月から(予定)。
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【概況、習慣など】
人口755万人。進出日系企業数110社、在留邦人578人。上座部仏教、精霊信仰など。《2025年2月 ジェトロ HP参照》
ラオ族が全人口の半数以上、その他モン族など50民族からなる。年齢中央値は24.6歳と東南アジアの中でも特に若い人口構造を持つ。内陸国で国土の大部分は山地であり、西部タイ国境をメコン川が南北に流れている。1989年フランス領インドシナ、第二次世界対戦後フランス連合内ラオス王国を経て、1953年に完全独立。その後内戦を繰り返して王政を廃止し、現在の人民革命党による一党独裁体制の社会主義国家になる。産業の中心は農業で、人口の約70%を占める。主要な輸出品目は電力と金鉱石などの鉱産資源。国内に農業以外の産業が少ないため、若者の多くがタイへ出稼ぎに行く。