タイ

楽しさ快適さ優先、「近」日的価値観あり

タイお国柄比較 タイ2

私たちが見た・聞いた・感じた【実習生の傾向、国民性など】

楽しさ、快適さを優先する。温和。吉凶を気にする。親日度が高い東南アジア諸国の中でも突出した「超親日国」だが、その度合いは日本語能力の高さとは比例しない。SNSは爆発的に普及、他国との違いは、LINEユーザーが多いこと。スタンプでコミュニケーションを図る使い方は日本の若者そっくり。化粧品を使い、肌の手入れも入念にするような「草食男子」の増加や、晩婚化・少子化傾向も強まっており、考え方やライフスタイルも日本人に近いところがしばしば見受けられる。タイの若者は超親日的であると同時に「超近日的」だと言えるかもしれない。

きんきょうでの受入れは2016年11月から。

多業種、特に「ものづくり」が得意 タイ4

【概況、習慣など】

人口6605万人。進出日系企業数1656社、在留邦人7万2308人。上座部仏教95%、イスラム教4%、キリスト教0.6%など。《2025年2月 ジェトロ ホームページ参照》

若者は子供のころから日本の漫画やアニメを見て育ち、大人になっても日本のアニメやバラエティー番組を視聴、女性はタイ語に訳された日本の雑誌を読んでいる。一方、K-POPやK-ドラマの人気が急速に拡大し、街中には韓国カルチャーが溢れている。近年ではJ-POPも再び注目を集めつつある。また、タイは製造業とサービス業が主要産業となっており、日系企業の進出も活発。経済面では日本企業の存在感が大きく、文化面では韓国の影響を顕著に受けつつ、独自に発展している。