ミャンマー

控えめで協調的、日本語習得度は高い

ミャンマーお国柄比較 ミャンマー

私たちが見た・聞いた・感じた【実習生の傾向、国民性など】

 

シャイで素朴、自己主張は控えめである。仕事上のやり取りなどでも遠慮がちで、自省の念を少し外してもいいと周囲が感じるくらい。会社の社長や社員と一緒に昼食した際にもあまり食べず、その訳を尋ねると、自分たちは本来手で食べる習慣なので食事マナーに自信がなく恥ずかしくて…とか。争いを嫌い、皆で円滑に事を進めようとする。内面・外面(顔立ちなど)とも日本人にきわめてよく似ている。大学進学率は15%以下だが、大学を卒業しても希望通りの就職先を見つけるのは難しく、家業手伝いを続けたり工員として働く高学歴者も多いようである。英語をそれなりに話せる人もそれなりにいる。日本語学習熱が高い人もかなりいる。

きんきょうでの受入れは2010年4月から。

技能実習とは

【概況、習慣など】

人口5797万人。進出日系企業数343社、在留邦人2323人。仏教87.9%、キリスト教6.2%、イスラム教4.3%、ヒンドゥー教0.5%など。《2025年2月 ジェトロ ホームページ参照》

消費地として大きな力を秘めているが、お金の出所は主に隣国タイやマレーシアに渡った労働者から国内に持ち込まれる出稼ぎマネー。タイの商品やサービス、情報も次々に流入するので、「タイの郊外」という見方もできる。バンコクの流行は、少し時間が経ってからヤンゴンでブームになる。インターネットインフラが比較的脆弱なため、娯楽の中心はテレビである。若者はインターネットカフェに立ち寄ってネットサーフィンやSNSをするのが定番。ただし、コロナ禍に重ねて2021年の軍事クーデター以降、各方面で混迷が続く。